2013/01/01

20130101-03_迎春ソロハイク長沢背稜(1日目:東日原〜一杯水〜酉谷小屋)

年末年始の天気がいまいちよくわからなかったので行き先を決めかねていて、そうこうしている内に迎えてしまった大晦日。しかも帰宅したのが午前3時頃。慣れ親しんでいるエリアをゆっくりと、頭を使う要素はほどほどに、割と長い距離を歩ければいいかなと思っていたのだが、第一候補だった山梨方面は市営バスが運休とわかり断念。
結局次の候補だった長沢背稜を、元旦出発で歩いてみることにした。このエリアへはよく来ているとはいえ、水松山〜雲取山間はまだこの時の一度しか歩いたことがなかったし、それも西から東に歩いていたので、今回は逆から行ってみようということで。
■1月1日(火)晴れ
9:10 東日原
↓ - 3:45(一杯水でおじさんとの談笑1時間含む)
12:55 ハナド岩
↓ - 0:30
13:25 七跳尾根分岐
↓ - 0:55
14:20 酉谷避難小屋
いつもごった返している奥多摩駅も、流石に元旦ではあまり人がおらず、8時35分のバスで東日原に向かったのはたったの6名、しかも全員が東日原下車だった。自分と同じ方向に歩き出す人は一人もおらず、他の皆がどこに向かったのかはよくわからなかったが、皆ザックは小さめだったので稲村岩尾根から鷹ノ巣山に登る日帰りの人だったのかもしれない。
元旦に東日原からヨコスズ尾根とか地味
今年もよろしく!
見知った尾根をとぼとぼ歩くも、護国寺へ初詣に行った帰り午前2時半頃に食べた味噌一の爆発(大盛)以来、朝ご飯を食べていないのでやたらとお腹がすく。少し歩いてはパンを齧り、また少し進んではパンを齧り、とちんたらやっていたら後ろからソロハイカーのおじさんがやってきて、あとどれくらいで一杯水の小屋ですかね?と尋ねられて答えたりなどした後に私を抜いていった。車で来たというサイトウさんは、ザックこそ小さいのだがシュラフがついていたり、重そうな毛布がついていたりという不思議パッキングで、ここを歩くのも初めてとのこと。ホッカイロを20個持ってきたらしいのだが、泊まるか日帰りするかもまだ決めていないと言う。彼が一杯水の避難小屋で休憩しているところへ私が追いつくと小一時間談笑するなどして(この時点でサイトウさんの日帰りは難しくなってきてる)今度は私が先に酉谷小屋方面へ歩きだすことに。
幾度となく見たこのひねくれ君
1580m付近から少しずつ北斜面に雪が見え始める。しかしトレイルには雪がまったくといって良い程無い。なんだかちょっと拍子抜け。このルートはグラフでもわかる通りほとんどトラバースで大したアップダウンも無いため、荷物が軽いと平地を歩いているよりも速いくらいのペースで歩けてしまう。ズンズン進む。
酉谷小屋に先客はおらず、ひとりで1時間ほどダラダラしつつ雑記帳にあれこれ書いた後、とりあえず山頂いってこようかと小屋を出たところでサイトウさんがやってきたので一緒に山頂へ。そうこうしている内にもう一人小屋泊のソロハイカーが到着し、元旦の夜の酉谷避難小屋は3人での宿泊となった。
相変わらず綺麗な小屋。チリひとつ無い。
日が当たっているので日中の小屋の中は暖かい
小屋から山頂までの道は少し凍結気味だった
おいしい酉谷の水を期待していたのだが、あろうことか水が雨樋の中を流れていないというアクシデント。こんなことなら一杯水で汲んでおくんだった!と後悔したが、それにしても水がないと困るなぁと思ってよくよく水場を観察したら、樋の下のコンクリを伝うようにしてチョロチョロと僅かに水が出ているのに気がついた。少し時間はかかったけれどどうにか採水に成功。(この後酉谷小屋を訪れた方が、個人的に細工して採水しやすくして下さったとのこと。)
お正月ということで、スキットルに入れた日本酒に屠蘇酸のパックを入れて持参してみた。別に好きな訳でもないのだけれど、お正月といえばやはりお屠蘇。ご一緒したお二人はそんなにお酒を飲まない方だったのだけれど、形ばかりのお正月ということで少しずつ振る舞い、あれこれ会話するなどして就寝。
手前でシュラフにくるまっているのがサイトウさん。
ホッカイロ10個貼ったらシュラフの中が熱すぎて脱水症状になりそうだったらしい…
2日目へ続く
ヤマレコはこちら

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